かたづけびと・・・


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今日、TVを見ていたら、「噂の東京マガジン」という番組で、遺品整理の特集をやっていました。
この間は、ゴミ屋敷問題をやっていて、やはり仕事柄、興味があって見ていました。
自分でも最近、持ち物と人間との関わりとか、心理的にモノがもたらすものに興味があって、整理収納のセミナーに出たりして、そのセミナーの講師の方が、「生前整理」の仕事をやっていると話してらしたので、ますます興味津々なのでした。

私も3年前に父を突然亡くし、遺品整理をしました。
その7年前に母を亡くし、父は一人暮らしだったので、男性と言う事もあり、それほど驚く程の量の整理はしないで済みました。
が・・・ついこの間まで、父が使用していた生活用品が、亡くなったとたん「ゴミ」になるという現実。
その時は、時間的にも、体力的にも余裕がなかったので、もうドンドン片っ端から、ゴミ袋に入れて、思い煩う隙を持たないうちに、収集日に出しました。
その時に、思いました。

人は、ゴミに囲まれて暮らしている・・・

その人にとっては、かけがえの無い大切な物でも、整理をする人にとってはゴミになる。
それは、大切に使ってきた人にとっては、悲しい事だと思います。
だからこその、生前整理。
物事の判断が付くうちに、整理をして、無駄な物を残さない。
残された身内に迷惑をかけない。
番組では、遺品整理の会社に、生前予約をした年配の方のインタビューもありました。
難病を患っている娘さんの分も、予約してあるとか。
遺品の整理から、納骨まで任せられるそうです。

モノは、使ってこその価値があります。
押し入れに「いつか使う時がくる」まで、仕舞っておくだけでは、それはもったいない精神から来るのでは無く、単に判断が出来ない、始末の先送りでしか無いと思うんです。

本来、遺品整理は、身内が故人を偲びながら行うものと思いますが、現代ではそんな時間的な余裕をもった人は、ごく限られているのでは、ないでしょうか。
時間に余裕があれば、体力に余裕が無いとか・・・
また、一人暮らしの老人の孤独死も増加傾向にあり、そんな時に、身内がまったくいない、という方も多いようです。

遺族にとっては、1つ1つのモノに思い出があり、なかなか処分の踏ん切りがつかない事もあるでしょう。
そんな時、感情をいれないで、割り切って整理してもらえる、プロの“かたづけびと”の力は、頼もしいものになると思います。


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